2020年05月28日
子どもと、読書感想文の書き方練習をしました。
毎年夏休みには子どもと読書感想文に挑戦しています。
今年は休校も長くあり、きっと夏休みが短くなるだろうなと思ったことと、休校で時間があるときにじっくり関わるのもいいかなと思い、読書感想文の書き方を上の子に教えました。
塾の方では読書感想文は受けていないので、参考までにこちらに私のやり方を書いておきますね。
まずは、いくつかの本を読み、書きやすそうな本を選びます。
書きやすそう、というのは、たとえば『似たような経験をしている』とか、『引き込まれて何度も繰り返し読みたくなってしまう』とか、『感想がたくさん出てくる』という感じです。お子さんによって興味も違いますし、たとえば説明文の方が好きな子や物語文の方が好きな子もいますので、好みに合わせて選ぶといいですね。
本を選んだら、まずは初めの感想を書いておきましょう。箇条書きで大丈夫です。「最初に読んだ印象」と、何度も読み返すと変わってきますので、忘れないように書いておきます。低学年や字を書くのが苦手で、書くのがハードルになってしまう子の場合は、聞き取りで親が書くのもいいと思います。
その後、何度か本を読んでみましょう。読み聞かせでも大丈夫です。お子さんが「おもしろそう」と思ったところなどは「どこがおもしろいのか」を読みながら探していくといいですね。
内容が読みとれてきたなと思ったらまた感想を書いてみましょう。その感想はちょっと・・・と思っても、とりあえず書いておきましょう。
「あなたならどうする?」と聞いてみるのもいいですね。主人公や主人公に関わる人と同じ行動をしそうか、違うならどうすると思うかなどを挙げてみましょう。
感想は、多ければ多いほど後が楽です。
ここまで出来たら、“はじめ”と“おわり”を考えましょう。
はじめは、その本を選んだきっかけや、その本を読んではじめに思ったことなど、感想文の導入になります。
おわりは、その本を読んで学んだことを書きましょう。自分が成長したこと、これからがんばっていきたいことなどです。
はじめと終わりをつなげることを意識しながら、中の内容を考えます。感想として書いたことの中から、はじめから終わりにかけての流れができるように選びます。
これでおおまかな感想文は出来上がりです。細かいところを手直しして終了です。
だいたいどこの図書館にも、『読書感想文集』があると思います。同じくらいの学年の作文を読んでみるととても参考になりますよ。
今年は休校も長くあり、きっと夏休みが短くなるだろうなと思ったことと、休校で時間があるときにじっくり関わるのもいいかなと思い、読書感想文の書き方を上の子に教えました。
塾の方では読書感想文は受けていないので、参考までにこちらに私のやり方を書いておきますね。
まずは、いくつかの本を読み、書きやすそうな本を選びます。
書きやすそう、というのは、たとえば『似たような経験をしている』とか、『引き込まれて何度も繰り返し読みたくなってしまう』とか、『感想がたくさん出てくる』という感じです。お子さんによって興味も違いますし、たとえば説明文の方が好きな子や物語文の方が好きな子もいますので、好みに合わせて選ぶといいですね。
本を選んだら、まずは初めの感想を書いておきましょう。箇条書きで大丈夫です。「最初に読んだ印象」と、何度も読み返すと変わってきますので、忘れないように書いておきます。低学年や字を書くのが苦手で、書くのがハードルになってしまう子の場合は、聞き取りで親が書くのもいいと思います。
その後、何度か本を読んでみましょう。読み聞かせでも大丈夫です。お子さんが「おもしろそう」と思ったところなどは「どこがおもしろいのか」を読みながら探していくといいですね。
内容が読みとれてきたなと思ったらまた感想を書いてみましょう。その感想はちょっと・・・と思っても、とりあえず書いておきましょう。
「あなたならどうする?」と聞いてみるのもいいですね。主人公や主人公に関わる人と同じ行動をしそうか、違うならどうすると思うかなどを挙げてみましょう。
感想は、多ければ多いほど後が楽です。
ここまで出来たら、“はじめ”と“おわり”を考えましょう。
はじめは、その本を選んだきっかけや、その本を読んではじめに思ったことなど、感想文の導入になります。
おわりは、その本を読んで学んだことを書きましょう。自分が成長したこと、これからがんばっていきたいことなどです。
はじめと終わりをつなげることを意識しながら、中の内容を考えます。感想として書いたことの中から、はじめから終わりにかけての流れができるように選びます。
これでおおまかな感想文は出来上がりです。細かいところを手直しして終了です。
だいたいどこの図書館にも、『読書感想文集』があると思います。同じくらいの学年の作文を読んでみるととても参考になりますよ。
2020年04月26日
「えいっ」を考える
小学2年生の国語の教科書に載っている「えいっ」。
くまのお父さんと子どもの可愛いやりとりが素敵なお話です。
大人が読むと、小さいこどもに一度はこんなことしたなぁと微笑ましくなるのではないでしょうか。
「大人は万能」だと思っている子どもにとって、このお話をしっかり理解するのはちょっと難しいかもしれませんね。
ポイントは、お父さんの様子です。
だんだん変わっていくお父さんの話し方やその時の様子をよく読んでいくと、何か気付くことがあるかもしれませんね。
どうやらくまのこは、最後にはお父さんのヒミツに気付いたようです。
学校が始まってみんなで話しながら、こどもたちがどんな考えをするのか、楽しみですね。
くまのお父さんと子どもの可愛いやりとりが素敵なお話です。
大人が読むと、小さいこどもに一度はこんなことしたなぁと微笑ましくなるのではないでしょうか。
「大人は万能」だと思っている子どもにとって、このお話をしっかり理解するのはちょっと難しいかもしれませんね。
ポイントは、お父さんの様子です。
だんだん変わっていくお父さんの話し方やその時の様子をよく読んでいくと、何か気付くことがあるかもしれませんね。
どうやらくまのこは、最後にはお父さんのヒミツに気付いたようです。
学校が始まってみんなで話しながら、こどもたちがどんな考えをするのか、楽しみですね。
2020年04月21日
指し示す言葉が何か、の探し方
「それ」が指し示すことばなどを探すときのコツについてです。
例えば
ぼくにはお気に入りの赤いボールがあります。公園に行くときには必ずそれを持っていきます。
という文があったとします。
下線のついている「それ」が何を指し示すのかですが、“それ”の部分にかわりにあてはまる言葉を見つけると分かりやすいですよ。
この文の“それ”は赤いボールを指しています。
例文の“それ”に『赤いボール』と入れて読んでみましょう。
公園に行くときには必ず 赤いボール を持っていきます。
すんなり意味が通りますね。
そこ、これ、なども同じ方法で探してみてくださいね。
例えば
ぼくにはお気に入りの赤いボールがあります。公園に行くときには必ずそれを持っていきます。
という文があったとします。
下線のついている「それ」が何を指し示すのかですが、“それ”の部分にかわりにあてはまる言葉を見つけると分かりやすいですよ。
この文の“それ”は赤いボールを指しています。
例文の“それ”に『赤いボール』と入れて読んでみましょう。
公園に行くときには必ず 赤いボール を持っていきます。
すんなり意味が通りますね。
そこ、これ、なども同じ方法で探してみてくださいね。
2020年04月20日
国語の文章題の答え方
今回は国語の文章題に対する答え方についてです。
ありがちなのが、答えの文末の違いで正解しないことです。
『なぜですか?』と聞かれたら「~から」
『何ですか?』と聞かれたら「~こと」など、名詞で
『どのようなことですか?』には「~こと」 『どんな様子ですか?』には「~様子」など、聞かれ方に合わせて文末を変えます。
探してくる内容はあっているのに、答え方ひとつで不正解になってしまうことはとてももったいないので、『どういう聞かれ方をしているか』に気を付けて答えられるようになるといいですね。
ありがちなのが、答えの文末の違いで正解しないことです。
『なぜですか?』と聞かれたら「~から」
『何ですか?』と聞かれたら「~こと」など、名詞で
『どのようなことですか?』には「~こと」 『どんな様子ですか?』には「~様子」など、聞かれ方に合わせて文末を変えます。
探してくる内容はあっているのに、答え方ひとつで不正解になってしまうことはとてももったいないので、『どういう聞かれ方をしているか』に気を付けて答えられるようになるといいですね。
2020年04月12日
親子で遊ぼう! ~国語編~
[幼稚園~低学年向け]
・ひらがなしりとり、カタカナしりとり
紙に字を書きながらしりとりをします。大人は子どもが知らない言葉をあえて書いて、「読めるかな?」を確かめることもできます。
[中学年~高学年向け]
・熟語しりとり
熟語限定のしりとりです。漢字でのしりとり(学校→校門→門戸→戸外)もできますし、熟語の読み方でのしりとり(学校→羽毛→運気→着物)もできます。
・「〇〇を見つけよう」
動物が出てくることわざ・慣用句 (馬の耳に念仏など)
体の一部が出てくることわざ・慣用句 (爪に火をともすなど)
数字が出てくる四字熟語 (一朝一夕どな)
草かんむりがつく漢字 (草、花など)
コウと読む漢字 (高、好など)
動作を表す言葉(歩く、読むなど)
のように、何かテーマを決めて、それに合うものを考えます。たくさん見つけた人が勝ちでも、しりとりのときのように順番を決めて答えていくやり方でも楽しいですね。
写真は、4年生の息子と熟語しりとりをしたものです。
・ひらがなしりとり、カタカナしりとり
紙に字を書きながらしりとりをします。大人は子どもが知らない言葉をあえて書いて、「読めるかな?」を確かめることもできます。
[中学年~高学年向け]
・熟語しりとり
熟語限定のしりとりです。漢字でのしりとり(学校→校門→門戸→戸外)もできますし、熟語の読み方でのしりとり(学校→羽毛→運気→着物)もできます。
・「〇〇を見つけよう」
動物が出てくることわざ・慣用句 (馬の耳に念仏など)
体の一部が出てくることわざ・慣用句 (爪に火をともすなど)
数字が出てくる四字熟語 (一朝一夕どな)
草かんむりがつく漢字 (草、花など)
コウと読む漢字 (高、好など)
動作を表す言葉(歩く、読むなど)
のように、何かテーマを決めて、それに合うものを考えます。たくさん見つけた人が勝ちでも、しりとりのときのように順番を決めて答えていくやり方でも楽しいですね。
写真は、4年生の息子と熟語しりとりをしたものです。
2018年02月06日
漢字の覚え方
息子(小1)は、漢字が好きらしい。
昨日も「肌」という漢字を書いて、「これなんて読むの?」と。
はだ って読むんだよー
のついでに、左側の月はにくづきといって体の部分を表す漢字につくことが多いことを説明。
ほんとうは 机 が書きたかったようなので、つくえって何でできてる?と聞くと、隣でなんとなく聞いていた下の子が「木!」と。
そうだね、木でできてるから木へんを使うんだよーと。
漢字にも意味があるので、ただ丸覚えするんじゃなくて、意味や成り立ちと結びつけて覚えると覚えやすいかなと思いますよ。
昨日も「肌」という漢字を書いて、「これなんて読むの?」と。
はだ って読むんだよー
のついでに、左側の月はにくづきといって体の部分を表す漢字につくことが多いことを説明。
ほんとうは 机 が書きたかったようなので、つくえって何でできてる?と聞くと、隣でなんとなく聞いていた下の子が「木!」と。
そうだね、木でできてるから木へんを使うんだよーと。
漢字にも意味があるので、ただ丸覚えするんじゃなくて、意味や成り立ちと結びつけて覚えると覚えやすいかなと思いますよ。
2017年06月14日
1年生。ひらがなの書き方。
1年生になった息子が、ひらがなの練習をしています。
幼稚園のうちに興味を持ってひらがなの読み書きはできるようになっていたけれど、とりあえず読める字ならOKにしていたので、形はバラバラ。なかなかうまく書くことができませんでした。
家での宿題で、学校でも習ってきたポイントをおさらいしながら何度も練習しました。
初めの字がこちら
練習しながら書いた時がこちら
ひらがなは書けるけどバランスが悪くて…
とお悩みの方。
書き方の練習も承っています(^^)
幼稚園のうちに興味を持ってひらがなの読み書きはできるようになっていたけれど、とりあえず読める字ならOKにしていたので、形はバラバラ。なかなかうまく書くことができませんでした。
家での宿題で、学校でも習ってきたポイントをおさらいしながら何度も練習しました。
初めの字がこちら
練習しながら書いた時がこちら
ひらがなは書けるけどバランスが悪くて…
とお悩みの方。
書き方の練習も承っています(^^)
2016年06月28日
漢字の覚え方
漢字が苦手で…というお子さんに。
まずは低学年の漢字をしっかり覚えましょう。形、書き順、読み方。
学年が上がるにつれて、低学年で習った漢字を組み合わせてできる漢字が増えてきます。
まだ習っていない学年でも、へんやつくりを意識することで覚えやすくなります。
読み方も、つくりが同じものは同じだったり似ていたりします。
似たような漢字をセットで覚えていくのもいいと思いますよ。
まずは低学年の漢字をしっかり覚えましょう。形、書き順、読み方。
学年が上がるにつれて、低学年で習った漢字を組み合わせてできる漢字が増えてきます。
まだ習っていない学年でも、へんやつくりを意識することで覚えやすくなります。
読み方も、つくりが同じものは同じだったり似ていたりします。
似たような漢字をセットで覚えていくのもいいと思いますよ。