文章の読解が苦手な子は、まずしっかり読みましょう。
小学2年生の生徒さんと、昨日国語の読解をしていました。
文章を読み、問題を読んで「わからない」と。
わからないとき、いつもは私が文章を読み聞かせているのですが、昨日は文自体がとても短かったため、声に出して読んでもらうとつっかえつっかえ、たどたどしく読んでいました。
これは…と思い、その部分を何度も繰り返し、スムーズに読めるように練習してね、と話し、スムーズに読めるようになってから問題を読むと、さっき「わからない」と言っていた問題にすらすら答えられていました。
こんなふうに、子どもは「しっかり読む」の「しっかり」がわからないことが多いです。本人はしっかりやっているつもりだけれど、読めていないことがほとんどです。
これは、国語だけにとどまらず、どの教科にも関係してきます。
間違いが多い子、すぐにわからないという子は、声に出して文を読ませてみましょう。
つっかえながら読んでいるうちはまだ理解できていません。すらすら読めるまで読んでから解くクセをつけられるといいですよ。
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