おうちまつりの準備を始めました。~3~

リトル学習室

2019年07月17日 10:00

今日は、前回ちょっとだけ触れた『計画性』についてです。おまつりけんのため方や使い方についてのお話です。

今回は先に「販売するもの」(おうちまつりの準備~1~参照)を子どもたちに公開しました。大体の値段も合わせて伝えました。
ここで、欲しいものの値段がそれぞれわかったので、それを目標におまつりけんをためていく、という『目標』を立てました。

おまつりけんのため方については、いろいろな方法があります。

まず、1日で貯められる額について。

毎日必ずやること(勉強、運動、手伝い、片付けなど)がすべてできたら50円。
今年はこれに加えて、連続でできたら10円ずつアップできるというおまけつき。1日目は50円。2日目は60円。3日目は70円…と上がっていきます。もしできない日があったら、また50円からスタートです。
これは、去年下の子が「今日はやらなくていいや」という日が後半増えてしまったため。『毎日きちんとやることは大切なこと、そして難しいこと。だから、きちんと毎日がんばるんだよ。』ということを今年は伝えました。大人も、毎日仕事をしっかりがんばった人にはボーナスがあったり、手当が出ることもあるんだよ!と話をしました。

3年生の息子はこれがあればおまつり楽勝~と思っている節があったので、「1日50円で30日もらうと、いくら?」と計算させてみると、思ったより少ないことが分かったようで。(もちろん、おまけがあればもう少し増えることにはなりますが。)これだけじゃほしいもの全ては買えない!と気づき、他にもがんばろうという気もちになったようです。

次に、プラスアルファでためられるものについて。
大きな宿題(絵や、作文、工作などの提出物や、ワークやドリルなどを1冊やりおえる)ができたらそれぞれ100円。
息子は去年、このために3つ提出すればいい宿題を5つがんばりました。

最後に、お手伝いについて。
お手伝いをすると、ポイントがためられます。ものによって1ポイントか2ポイントがもらえ、カードがいっぱいになったら、今年は200円もらえます。洗濯物を干したり畳んだり、お皿洗いや布団敷きなど、子どもたちが手伝えそうなレベルでいろんなものがあります。

子どもたちの強い希望で、7月に入ってすぐにお手伝いポイントはためています。娘はお手伝いが大好きで、こまめにいろいろやってくれます。娘はすでに1枚ため終わりました。
お手伝いに対価を与えるのは賛否両論ありますし、私自身もどちらか悩む問題ですが、楽しく取り組めること、たとえごほうび目当てでも繰り返しやることで「やり慣れる(上手になる)」「やることに抵抗がなくなる」と、去年のお手伝いで分かったので、今年も引き続きやることにしました。


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