2022年05月31日

単位量あたりの大きさ 考え方2

昨日に引き続き、単位量あたりの大きさの考え方です。
一方を1リットル、1㎡、1人など1にしたとき、もう一方がいくつになるのかを求めます。

昨日と同じく、20リットルの水に金魚が5ひきいる水槽と、35リットルの水に金魚が7ひきいる水槽ではどちらがこんでいるのか、考えていきましょう。





ということで、どちらの出し方でもこんでいるのはAと出ました。このように、どちらの出し方でも答えは同じになりますので、特に指定がなければどちらの式でも大丈夫です。
ただ、何あたりの量を出しているのかが分からなくなりがちですので、先ほどの図を書くなどしながら、自分が何を求めているのかしっかり把握しながら進めましょう。

※画像が小さくて見づらいですが、画像を選択して開く、やプレビューをしていただくと拡大して見ることができます。
家庭内使用であれば、印刷しても構いません。  


Posted by リトル学習室 at 22:59Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月30日

単位量あたりの大きさ 考え方1

5年生は単位量あたりの大きさに入っています。
5年生で習う難しい単元のうちの一つです。
この考え方が身についてしまえば、このあととても楽になります!

考え方はいくつかあるのですが、今日はまずひとつ目をご紹介します。これは、割り算の考え方を使います。

割り算が初めて出てきたのは3年生のとき。もう忘れてしまっているかもしれませんので、確認します。

たとえば39÷3 の39は割られる数、3は割る数です。
割る数は「3人で分ける」「3つずつ分ける」などです。
今回は「○人(つ、匹など)で分ける」の考え方を使います。

20リットルの水に5匹の金魚がいる水槽と、35リットルの水に7匹の金魚がいる水槽では、どちらがこんでいるか、という問題を考えてみましょう。

5匹で20リットルを使っているので、一匹分を出すには、20リットルの水を仲良く5匹で分ければいいですね。
20÷5=4 で、一匹あたり4リットル


同じように考えて、もう一つの水槽は35÷7=5で、一匹あたり5リットル と出ます。

一匹が使える水が少ない方がこんでいるので、20リットルの水に5匹の金魚がいる水槽のほうがこんでいるとわかります。

実際は割り切れない数の割り算になることが多いですが、式の立て方は変わりませんので、考え方をしっかり理解しましょう。  


Posted by リトル学習室 at 23:31Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月29日

□を使った式 式の立て方

小学3年生で習う、□を使った式の立て方について説明しますね。

実は、この単元を習う前、2年生の時に、ある数がわからない問題を解く単元があります。たとえば

「みかんが25こありました。何こかもらったので42こになりました。もらったみかんはなんこですか。」

というような問題です。2年生のこの単元では、

42-25=17  17こ

という求め方をします。これを理解している子が3年生で□を使った式を習うと、どうしてもこのやり方で解いてしまいがちです。

では、同じような問題で、□を使った式にするにはどうすればいいのか説明します。

「みかんが25こありました。何こかもらったので42こになりました。もらったみかんの数を□ことして式を書きなさい。」

まずは、“何こか”のところに□を書き込みます。そして、前から順に式を立てます。

みかんが25こありました。→25と書く

□こもらったので→もらったから足し算。 25+□

42こになりました。→さっき書いた式が42になるので、25+□=42

これでできあがりです。

6年生で習う文字と式は、□の代わりに文字を使いますが、式の立て方は同じですよ。
  


Posted by リトル学習室 at 08:39Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月26日

文字と式

6年生は文字と式を習っています。
3年生で習った□を使った式の発展版です。□の代わりにxやy、aなどといった文字を使います。

これは、中学で習う文字式の基礎となります。

文字を使って式を表す方法を難しく感じることが多いですが、□を使った式と作り方は同じですので、復習してみましょう。

次回、□を使った式の作り方を説明します。

  


Posted by リトル学習室 at 20:52Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月25日

もうすぐテストです。

中学生、あと2週間ほどでテストです。
1年生は初めてのテストです。小学校とは全然違うので少し戸惑うかもしれませんが、落ち着いて、これまでの勉強の成果を出せるといいですね。

3年生は2年生までの復習も含んだテストになっている教科もあります。これまでのテストの見直しをして、不安なところはしっかり確認しておくといいですね。
理科は遺伝、数学は因数分解、英語は完了形など、かなり難しい内容が入ってきます。一つ一つ理解しながらテストに向かいましょう。

中学3年生も、まだ入塾できます。試験まであと8ヶ月ほどですが、ご興味のある方はご連絡くださいね。  


Posted by リトル学習室 at 20:53Comments(0)勉強のコツなど

2022年05月24日

基準を決めて平均を出す方法

小学5年生が平均の求め方を学習しています。

その中でも「基準を決めて平均を求める」方法が難しいところです。でも、これができるようになると計算が簡単になるので、足し算するときのミスが減りますよ!

基準よりどれだけ大きいかを求め、それぞれを足します。それを個数でわり、“基準より平均でいくつ大きいか”を求めます。それを基準に足すことで全体の平均が出ます。

こんな感じです。

どちらの出し方でも答えは同じですが、基準を決めて計算したほうが、足し算が簡単になりますね。計算のミスが出にくくなります。

中学1年生の正負の数でもう一度出てきますので、できるようになっておくと安心です。  


Posted by リトル学習室 at 21:27Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月23日

正負の数、しっかりできるようにしておきましょう。

中学1年生は数学で正負の数を習っています。
中学で初めて出てくる「マイナス」という概念に、つまずいてしまう子がとても多いところです。
でも、中学数学でマイナスの考え方はとても重要です。これからずっとついて回ります。ぜひ、何度も繰り返しといて、確実に、正確に、できれば速く解けるように練習しましょう。

数直線の考え方、カードゲームの点数計算など、自分で分かりやすく納得しやすいものから入っていくといいですよ。  


Posted by リトル学習室 at 19:44Comments(0)算数・数学のコツ

2022年05月22日

この年になっても、何かを知ることはおもしろい

子どもの学習に携わっていた期間が、もう16年ほどになります。
この年になっても、日々新しい発見があり、毎日ワクワクします。

大好きな算数・数学はもちろんそうですが、学生当時苦手だった英語や社会科も、わかることが日々増え、知識も理解も深まってきていると感じます。

少しでも分かりやすく、より理解を深められるように学習をすすめていけるよう、私ももっとがんばります!

生徒さんたちと一緒に、私も成長していきます☺️  


Posted by リトル学習室 at 21:02Comments(0)私のこと

2022年05月21日

小学校で習った内容、覚えていますか?

学校で習うことは、小学校は小学校、中学校は中学校だと思っていませんか?

実は、小学校で習った内容が中学校でも大きく関わってくるものがたくさんあります。

今、中1で習っている正負の数。分配法則は実は小学4年生でならった式と計算で一度習っています。(分配法則という言葉は中学で初めて出てきます。)

小学5年生で習う速さや割合は、中学1年で習う一次方程式、中学2年で習う連立方程式などで繰り返し出てきます。

理科や社会も、小学校で習った内容をより詳しく習うので、「これは○年生で一度出てきているな」というものがたくさんあります。
こちらでの学習のときに、小学校の教科書を見返しながら説明することもあります。

もちろん、中学でもう一度学習するので、そのときにしっかり理解できれば困らないのですが、中学は小学校より多くの内容を習うので、できれば小学校で習ったことは小学校のうちに少しでもたくさんできるようにしておけるといいと思いますよ。  


Posted by リトル学習室 at 18:01Comments(0)勉強のコツなど

2022年05月20日

6月から人数を段階的に戻していきます。

これまで1度に5人までだった学習人数を、コロナ対策として3人までに減らしてきましたが、ワクチン接種がすすんできたことや重症化のリスクが減少していること、政府の動きなどを総合的に考え、少しずつ戻していくことにしました。
とりあえずは、6月から一度に4人までにします。

少し空きが出ますので、これまで時間が合わず諦めていた方にも来ていただきやすくなります。
現在、通ってくださっている方と時間の調整をしていますので、それができましたらまた空き情報を載せたいと思います。

生徒さん同士の距離を取りながら学習していきます。

  


Posted by リトル学習室 at 20:58Comments(0)