2024年06月06日

学校の宿題、困っていませんか?~助けを求めることは悪いことではない~

小学生以上のお子さんをお持ちの保護者の方は、私同様「宿題はやっていって当たり前」の世代だったのではないでしょうか。

学校で出された宿題は全部しなければならないし、やるのならきちんと子どもに解かせないといけない、と思っている保護者の方が多いと思います。
私もそうでした。

もちろん、それをできる子はやった方が力が付きますし、学校で習った内容を家でもう一度確認して、どこがわかっていてどこがわからないのかを把握し、できないところを練習するのは大切なことです。宿題をやらなくてもいい、ということを言いたいのではありません。

伝えたいのは、どんな子にも宿題を出された通りすべてやることが有効かというと難しい部分がたくさんある、ということです。

宿題の一番の目的は学習内容の定着です。

自分の子どもには、この量・この質の宿題は難しいのではないかと思ったときは、一度立ち止まって考えてみてもいいのではないでしょうか。
量を減らして、集中できる時間で取り組んだ方が定着することもありますし、以前の学習内容に戻って練習した方が身につきやすいこともあります。

学校の先生は一度にたくさんの子どもたちを見ているため、その子その子に合わせた宿題を出すことは難しいと思います。だからこそ、ご自分のお子さんがどんな様子で宿題をしているのかをよく見てみてください。
この子には(わからないことを教えてあげる以外の)手助けが必要かもしれない、と思ったときは先生に相談してみてくださいね。

その2で宿題の答えをうつすことに少し触れましたが、宿題の答えを鉛筆でうつして赤丸をつけて出すのはやめた方がいいですが、答えを赤でうつすことはいいと思います。低学年では難しいかもしれませんが、高学年以上は赤で正答をかいて、答えの書き方や問題の解き方を学ぶこともできます。
出された宿題はやらないと落ち着かない、でも他の子と違うことをするのは嫌だ、というお子さんにもいいと思います。

お子さんも、そして親御さんも苦しくならないように、手立てを考えていけるといいですね。

学校の宿題、困っていませんか?~助けを求めることは悪いことではない~




Posted by リトル学習室 at 20:40│Comments(0)
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